彼とガン。3

彼とガン。

前回のお話はこちら


病院までは、車で50分ほどかかりました。名前は聞いたことがあるけれど、知らない土地にある、大きな病院。本当に入院しているんだと、思いました。


また病室に着くと、いるはずの彼が部屋にいなくて、焦りました。



「早く顔が見たい」
会えるまで不安で仕方なかったです。


彼が病室に戻ってきてからは、一緒に行くはずだった旅行の話やどんな検査をしたのか。などを話しました。白血病と言っても、さまざまな種類があるので、たくさんの検査をして治療法を決めていきます。

彼の場合は、
【急性リンパ性白血病】と診断されました。

つづく

闘病生活を乗り越えて思ったこと(家族側からみて)

病気と闘っている本人の前では、悲しい顔をしない
この行動はとても大切だと思いました。

なぜかというと、
闘病生活が始まると、病気と闘っている本人が一番辛いのに、


「病気になってごめんね。」


「迷惑かけてごめんね。」


と自分のことを責めて、周りの心配をします。


闘病生活は、からだと病気の闘いと思いがちですが、気持ち(心)との影響も大きいです。


だからこそ、少しでも「病気になんて負けないぞ」という気持ちで治療に取り組んでもらえるように、悲しい顔を見せないように気を付けていました。




当時の私は…
本人の前では気丈にふるまい、帰りの電車の中でいつも泣いていました。友達にも相談できず、親にも相談できず…ずっと一人で抱え込んでいました。


しかし、一人で抱え込むのは絶対にダメです。誰かに話を聞いてもらったり気持ちをノートに書き出すことで、少しでも自分の心を落ち着かせてあげてください。


もちろん、病気と闘っている人が一番辛いです。


でも、患者と一緒に闘っている家族や恋人だって辛いです。


大切な人を支えるためには、自分のことも大切にしてくださいね。

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