彼とガン。16

彼とガン。

 

クリームパン
クリームパン

こんにちは、クリームパンです。

ベランダのピーマンもすくすく育ち、5つ目の収穫ができました。スーパーに並んでるものと比べると、半分以下の大きさですが、自分で育てたものだと、とってもかわいいです。

 

前回のお話はこちら

彼とガン。15
クリームパン こんにちは、クリームパンです 前回のお話はこちら 医師の適切な対応により体調は落ち着き、 無事に予定日に移植を行うことができました...

 

 

 

骨髄移植は無事に終わりました。

移植のあとは、ドナーさんの造血幹細胞が彼のからだに生着し、骨髄で新しい血液をつくりはじめることが目標になります。

生着には2~4週間ほど時間がかかり、その間は白血球がからだの中にほとんどありません。そのため、引き続き感染症対策が大切になります。無菌室からはまだ出られません。

また、生着後は移植片対宿主病(GVHD)を起こしやすく、発熱や黄疸、皮疹、消化器系の不調に注意が必要でした。

※移植片対宿主病(GVHD)とは、ざっくり説明すると、生着したドナーさんの細胞が、患者さんの細胞や体を異物とみなし、これを攻撃する免疫反応のことです。

 

GVHDは、患者自身のからだも攻撃してしまう免疫反応ですが、その免疫反応によって体内に残っている白血病細胞を攻撃し、やつける効果もあります。そのため、GVHDをすべて抑えてしまうと、白血病細胞が残ってしまうので、免疫抑制剤でうまく抑えつつ、付き合わなければなりませんでした。

彼の場合は、皮疹、消化器系の不調が特に現れていたような気がします。皮疹については、全身に小さいぽつぽつが広がり、かゆみもあったので、専用のクリームを塗って炎症を緩和させていました。

また、免疫抑制剤の副作用で顔が丸くなる「ムーンフェイス」にもなりました。
毎日顔を合わせていると、変化が気にならなかったのですが、当時の写真をみると頬に肉がしっかりついていました。ムーンフェイスは、薬の投与が終われば、徐々に元に戻ったので、心配はいらなかったです。

 

移植後、1ヶ月くらいで一般病棟に移りました。

無菌室は、個室なので周りを気にすることもなかったのですが、大部屋に移ってからは、少し憂鬱でした。私自身は、面会中の4時間しか病室にいないからまだ我慢できますが、周りの音がとても気になってしまいました。

病気と闘っていているから仕方ないことだし、お互いさまな部分もあると思います。しかし、カーテン1枚の仕切りなので、嘔吐や排泄の音、いびきなどが耳に入ってきて、食欲の低下や、不眠の原因になっていないか心配になりました。

 
 
 

そして…

彼の体調がだいぶ安定し、退院の兆しがみえてからは、
私の気持ちの中に変化が起きました。

次回に続きます。

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