彼とガン。14

彼とガン。
クリームパン
クリームパン

こんにちは、クリームパンです。
本格的な梅雨の時期がやってきましたね。
洗濯物がたまりすぎて、コインランドリーも
利用してやっつけてます。(;´・ω・)

 

前回のお話はこちら

彼とガン。13
クリームパン こんにちは、クリームパンです 前回のお話はこちら 治療開始から数か月。 ついに希望の光が見えた気がしました。 移植をすれば、...

 


ついにドナーが決まり、
移植に向けての治療が始まりました。

移植日合わせて、体に残っている白血病細胞を
抗がん剤と放射線治療でとことんなくし、
わずかに残っている白血病細胞は、
ドナーの免疫細胞でやつけます。

彼の免疫細胞は治療でほぼなくなったため、
ちょっとした菌や自身の常在菌でもやられて
しまうほど、弱りきっていました。

そんなときに、
敗血症という恐ろしい病気にかかりました。

敗血症とは、
何かしらの感染症の細菌が全身に広がり、
臓器障害を起こす病気です。
早期治療をしなければ、命に関わるほどの
威力があります。

彼が敗血症になったときは、
高熱や呼吸機能の低下がみられました。
鼻に酸素チューブをつけられ、
指には脈や酸素濃度を測るクリップを挟まれ、
その他機械や点滴も増えていきました。

苦しそうな姿をガラス越しでしか見守ることが
できなくて、私自身もとても辛かった時期
だったのを覚えています。

当時、呼吸が苦しく、起き上がれない彼に、
私はノートに書いた文字や絵を見せました。

「今日はこんなことがあったよ」
「今度このアニメが放送されるよ」

毎日1ページずつ書きました。

医師の対応が早かったおかげで、
敗血症は重症化することなく、
抑えることができました。

その後、さまざまな薬の影響からか、
彼は眠っている日が多くなりました。

面会時間ずっと、眠っている姿を
見ていただけの日もあります。

起きていても、虚ろな目をしていて
ボーっとどこかを眺めていました。

早く元気な彼に戻ってほしい。
私はそう願いながら毎日を過ごしました。
次回につづきます。

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